ED治療薬 シアリス

シアリスの作用・効果

シアリスは第三世代のED治療薬と呼ばれている、勃起不全を改善してくれる薬です。
主成分はタダラフィルで、海綿体の中で血流を悪くさせるPDE5という物質の働きを抑制し、
血流を改善することによって、勃起に導きます。

 

バイアグラやレビトラなどのED治療薬よりも効果が長時間持続するという特徴があります。
バイアグラが約4〜5時間の効果持続時間であるのに対して、
シアリスは約36時間と丸1日半も効果が持続します。
効果発現時間も、バイアグラの30分〜1時間に対して、シアリスでは約1時間と長くなっています。

 

また、バイアグラの場合は、食後の服用では効果が半減する可能性がありましたが、
シアリスの場合は、事やその内容にもほとんど影響をうけないため、
自由度の高いED治療薬として欧米ではポピュラーな薬の一つになっています。

タダラフィルとは

男性がEDに陥る原因として「PDE5」というものがあるのですが、
タダラフィルはこのPDE5の働きを阻害して、勃起を邪魔する原因を取り除き、
勃起を正常に起こすという働きがあります。

 

PDE5を阻害することにより血管は拡張し、血流がスムーズになり勃起しやすくなる状態が形成されますが、
同時に血圧を下げてしまう働きもありますので、使用には注意が必要です。

 

タダラフィルはニトログリセリンとの併用ができません。
硝酸薬ともいわれるニトログリセリンは、狭心症の治療薬です。
タダラフィルだけではなく他のED治療薬でも、ニトログリセリン系薬剤を併用すると、
血圧が下がりすぎるなどの副作用が出ることがあります。

シアリスの副作用

シアリスはバイアグラやレビトラに比べると、効き目がゆるやかで、
副作用も比較的少ないのが特徴になります。

 

シアリスの主な副作用は、頭痛(11.3%)、潮紅(5.1%)、ほてり(3.5%)、消化不良(2.3%)など報告されています。
これらの他にも、鼻づまり・めまい・鼻水・消化不良・腰背痛・筋肉痛などがありますが、
たいていの場合は副作用が現れる事はそれほど多くなく、現れたとしても一時的なものです。
万が一副作用が継続する様であれば、必ず専門医に相談して下さい。

 

また、4時間以上勃起状態が続く持続勃起症(プリアピズム)がごく稀に起こる場合があります。
長時間勃起状態が続くと、海綿体内部の血液が止まることで性器に大きな負担がかかり
内部組織を傷つけてしまう恐れがあり危険ですので、早めに病院を受診するようにしましょう。

 

他の薬と併用して使用してしまうと重篤な副作用が現れる場合がありますので、
服用後24時間は他の薬を服用しないようにしょう。

 

また降圧剤を併用した場合、一時的な立ちくらみ・ふらつきなど低血圧の症状が起こる可能性があります。
特に、狭心症薬である硝酸薬(ニトログリセリン)との併用は禁忌です。
シアリスなどのED治療薬との飲み合わせが非常に悪く大変危険です。

 

他にもED治療薬と併用禁忌薬が沢山ありますので、持病をお持ちの方や服用中の薬がある場合は
必ず医師に相談の上服用してください。

器質性のEDとは

血管や神経系など身体的な障害で勃起することができない状態を「器質性ED」といいます。
例えば、交通事故などで勃起に関連する神経に損傷をうけ、EDになってしまうケースや、
糖尿病・高血圧・動脈硬化といった、いわゆる生活習慣病が原因となる場合もあります。

 

さらに、加齢に伴い基礎代謝が低下することで内臓脂肪が増え、
その結果動脈硬化を進行させ、EDになってしまうケースもあります。

 

年齢が上がるにつれて、血管や神経に様々な障害が起こりやすくなるため、
普段から健康に気を使う必要があるでしょう。

心因性のEDとは

心因性EDは、「現実心因」と「深層心因」の大きく2つに分けることができます。

 

現実心因とは、日常生活のストレスなどが原因となるEDで、
深層心因とは、日常生活には特にストレスはないものの、心の奥底に深く潜んだトラウマや
過去の出来事など原因でがEDを起こすことを言います。

 

これらの心因性EDは比較的若い世代で多くなっており、家庭や職場でのストレスや緊張が
引き金となっている場合もあります。

 

特に、深層心因の場合は、原因の解明までに長期間かかるため、
専門家によるカウンセリングを繰り返し行う必要があります。